500年前の大根川城跡の土塁が今も残る境内地
宇佐の歴史とともに仏法の灯は受け継がれています


西賢寺は、宗祖親鸞聖人のあきらかにされた浄土真宗の教えを500年以上護持相続してきた真宗大谷派(本山 京都・東本願寺)の寺院です。


衆徒 武本正見 釋正見 住職  武本正純 第17世 釋 正純

西賢寺沿革


室町時代 九州豊前は大内義興氏が豊前国守護職のころ1509年(永正6年)開基 釋浄西(俗姓武本)豊前国宇佐郡大根川の大根川城跡に西賢寺を開創。当時の大根川城跡の土塁の一部が今も現存する。

第8世 釋法音 1729年(享保13年)
1743年(寛保3)真勝寺(真宗大谷派四日市別院)騒動。この頃、西賢寺住職法音が輪番を務める。内部争いがおこり、当時真勝寺輪番であった西賢寺住職法音が、江戸へ行き寺社奉行大岡越前守忠相に訴え、裁可によって真勝寺は、公儀没収。のちに、1745年幕府から東本願寺に下附、別院・御坊となる。
1986年(昭和62)本堂、庫裡全焼
昭和64年 門徒、住職一丸となって再建、地域、関係者各位の皆様に多大なる協力をいただく。

2020年(令和2年)納骨堂共命塔建立


西賢寺概要


・正立山 西賢寺
・敷地 2000㎡
・施設 本堂、庫裡、納骨堂、鐘楼

本堂
庫裡

納骨堂『共命塔』
鐘楼

年間行事


仏さまと出会うとは 本当の私に目覚めるということです。「南無阿弥陀仏」ととなえることは、苦悩を生き抜く中でどうかあなた自身のかけがえなさ、尊さにきづいてほしいという仏さまからの呼びかけに応えていく生き方です。念仏をとえることで、いつでも、どこでも、どんな境遇の人でもここから仏道を生きることが始まります。


1月 修正会日々の生活を修め正す年始のお勤め。


2月 永代経・無縁供養法要ご先祖から受け継いだ仏のみ教えを、永代にわたって教えを聞く場が相読されていくことを願ってつとめられる法要。


3月 春彼岸法要「彼岸」とは、仏さまの浄土を指します。浄土に還って行かれ
た亡き人を偲ぶとともに、今を生きる私たちがみ教えに出遇う法要であります


4月 降誕会お釈迦さまのお誕生を祝う「花まつり」と並んで親鸞聖人ご誕生をお祝いし、そのみ教との出逢いに感謝をあらわす 法要。


7月 改作法要田植えが終わって麦から米に変わり、この穀物の命に私たちは 支えられています。そのことを感謝する法要です。


8月 盂蘭盆会亡き人を偲び、先祖からのあらゆる深いご恩のなかで生かされる自らの人生をふりかえる大切な行事です。


9月 秋彼岸法要春彼岸法要と同じ。


12月 報恩講浄土真宗の開祖親鸞聖人のご命日を縁として、ご恩に感謝し報いるもっとも大切な法要


歳末昏時 年末のお勤め。 除夜の鐘を突きます。

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